駐在員♀の落書き

何の苦労も不幸もない平淡さを心から望む

とりあえずと不動産購入②

続いては不動産購入について。

これは正確にはまだ買ってないが、近々買う予定である。フリー、東京に家を買う。

ちなみに生まれてこの方ローンというものを組んだことがない。

もちろん賃貸というかたちで家賃を月々振り込んでいたくらいのことはあるが、借りたお金に対し返済というかたちで毎月支払ったことはない。

そこに対する若干の恐怖と、その恐怖を麻痺させてしまうくらいの毒なのか薬なのか分からない夢がある。

そう、家賃収入である。

とんでもない災害リスクを抱えた我が国JAPANが、どこまで頑張れるかは神のみぞ知るところではあるが、ともかくも、どうせしばらくは海外、おそらくは長期、それも今後も何度か赴任機会があるかもしれない、なんて状況であれば、ついの棲家としてというより資産的な意味で物件を持つのも悪くないかな、と思っている。

無論、辛うじてアラサーの女がローンを組んで都内に家を持つことが、周りにどんな印象を与えるかはよくわかっている。

だかしかしだ。まだ見ぬお相手の顔色より私は目の前の金になる可能性、資産が欲しい。

ちなみに昨日タイムリーにもYahoo!ニュースで不動産購入について記事にしていた。

都心に新築で35年ローンを組むことのあほらしさについて説いており、確かに35年は恐ろしいなと共感しながら読んでいた。

だがそこに挙げられていた災害リスクについてはちょっと異論がある。

曰く、東京なんていつ災害で使えなくなるか分からんのだから、買うのは割に合わないというような内容だった。

海外に住んでいる身から言わせれば、災害リスクなんて東京に限らずどこにでもある。

問題は災害が起こった時の復興を全力でやりそうな場所かどうかだ。そういう意味で、東京は守られた土地だ。

なんなら過去に既に実績がある。なんでわざわざ我らが祖先が戦後焼け野原から東京を復興させたのか。その土地に守るだけの価値があるからだ。

あとは、物件投資する時に最も恐ろしいのは、土地勘と法律に関する知識がないまま投じること。

そういう意味で、日本人が日本の東京という場所に投資するのはむしろ安全牌だと思っている。

とまあ、色々知ったかぶったことを言ってみたが、要はサラリーマンとして貰えるサラリーに限界を感じたというのが正直なところ。

私の夢はきれいな家に住み、美味しいものを食べ、イケメンを眺めながら暮らすことなので、美しさや若さと引換に等価交換で差し出せるお金を増やしたい。そのためにできることをしたいと、そう辛うじてアラサーは考えている。